読んだ漫画記録 #001 『バジル氏の優雅な生活(坂田靖子)』
折角ブログを作ったので…備忘録と絵の練習がてら直近に読んだ漫画の記録を始めてみる。古めの漫画/マイナー寄りな漫画(主観)が主になりそう。三日坊主にならなきゃいいけど…
記録に際してはひとまず下記項目をテンプレとする。
- 『タイトル(著者/出版社・出版形式)』
- 絵と一言
- 概要(ざっくり)
- おすすめポイント3点
- 感想(なるべく簡潔に)
ということで初回は
『バジル氏の優雅な生活(坂田靖子/白泉社文庫全5巻)』
左から主人公のバジル・召使いのルイくん・執事のアダムス(のつもり)。優しい世界。
【概要】
19世紀英国社交界一のプレイボーイ、バジル・ウォーレン卿とその周辺人物を取り巻く人間関係を描く作品。
【おすすめポイント】
- ユーモラスかつ個性溢れる登場人物・ウィットの効いたセリフ回し
- シンプルながらロンドンの湿り気や自然の広大さが感じられる絵
- しっかり出てくるが、全くドロドロしていない身分差・年齢差の描写
【感想】
終始「バジル氏~~~~~」言いながら読んでいた。(オタク)
坂田靖子先生の漫画は初。ややクセのある(ように見える)絵と「主人公がプレイボーイである」ということから恐る恐る読み始めたが、絵も絵画のようで端整だしバジル氏も作中ではただの紳士でしかないのでいずれも全くの杞憂だった。
特筆すべきは女性キャラ。差別の根強かったであろう時代背景を考えるとかなりブッ飛んだ気丈な女性がいっぱい出てきて楽しくなる。オススメです。
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