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【備忘録】Xiaomi Mi Notebook Air 13.3(2017)のSSD(M.2)換装

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備忘録と書いたが超簡単なため、交換時期のメモ代わりの記事。 4年前に某オクで二束三文でシバき落とした中古品だが、SSDの寿命と思しき""違和感""が出始めたのでSSD交換してまだまだ酷使する所存(貧乏人)。 裏っ返してトルクスネジを8か所(1か所は中央上部ゴム足でメクラされている)外す。ドライバーはT5サイズが適当。 ちなみに… Xiaomiといえば、AliExpressで買える精密ドライバーセットはオシャレで使いやすくてオススメである。値段も送料無料1,300円くらいでお手頃。 ホントにXiaomi謹製なのかはいざ知らず… ネジを外したら液晶ヒンジ側にマイナスドライバー突っ込んでこじると裏蓋が開く。ちなみにバッテリーは2年ほど前、アルミ製の筐体が明らかにモッコリするレベルに膨張したため交換済みである(これもAliExpressで、3,000円弱程度だったような)。 問題のSSDは中央左に鎮座。プラスドライバーでネジ1本外すと立ち上がるのでサクッと交換できる。 新しいSSDは、帰省した際秋葉原のツクモで調達したWD青の500GB。特価らしく6,980円。この頃のPC自作に疎いので相場感が分からないがまあ…(SandyBridgeの頃が現役) それにしてもM.2のSSDは小さすぎて心配になる。 (余談) 抜いたSSDを「SSD2」レーンに刺しとこうと考えたが一向に刺さらない… それもそのはず SSD1レーンはM.2「KEY M」なのに対し、SSD2レーンは「KEY B」なのである(何故…?) M.2の規格を全く気にしていなかったので勉強になりました… SSDが交換できたら、あとはWindows11を Rufus(https://rufus.ie/ja/) 使って焼いたLiveUSBで強制注入して完成。 それにしてもWindowsプロダクトキーの認証、いつぞやからは英数字ベタ打ちでなく「紐づけられたMicrosoftアカウントでのサインイン」に方式が変わっていて、クリーンインストールが毎回おっかなびっくりである。問題なければ知らぬ間に完了しているのはよいんだけども…。

インプレッサGC8用の赤ステッチシフトノブを自作する

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╰∪╯ WRX STi純正のシフトノブは赤ステッチの本革巻き。廃盤のため暴騰しており、某オクでは美品が3万程度、いかにも臭そうなテッカテカの一品でも1万前後で取引されている始末である。 うちの個体の装備品といえば、前オーナーが相当に手汗の酷い人間だったらしく入庫時は既に革がハゲ上がった凄惨な状態。納車時には車屋が気を利かせて、その辺の廃車BH5辺りからパクったと思しき同形状・黒ステッチのただの革巻きノブ(既にテカテカ)に交換済みであった。 折角フルノーマル車体をフルノーマル状態で維持しているので、シフトノブも純正赤ステッチにしたいところ。社外品も存在しないこともないが、Hパターンのデザインがいかにもパチモン感満点。で、考えた方策としては『純正新品の革巻きノブを赤い糸で巻きなおす』というもの。物は試し。早速やってみよう。 調達した純正部品はプレオ用「35024KE020」。価格は2,600円ほど。ネットの古い写真だと本革のようだったが、届いたのは明らかに合成皮革(PU)。どこかのロットからコストダウンしたか…無念。ただ触感はまずまずで、Hパターンもバッチリ。 ちなみに調達後に気が付いたが… プレオ用はシフトブーツを留めるための"アレ"(名称不明)が付いていなかった。元々のシフトノブは補修用に保管しておこうと考えていたが利用せざるを得ない状況に…。事前によく確認しよう。 "アレ"付きのノブ「35022AC030」は3倍の8,000円程度したので安くは仕上げられたか。こだわりのある方はどうぞ。 縫いなおし用の糸は「ポリエステルボンド糸 1番手」をチョイス。1番手は太すぎるかと思ったが丁度良かった。針はクラフト社製「丸針・太」。これもバッチリ。合計1,000円弱? 以下、新旧の革の写真が混在しているがお気になさらぬよう…。 早速革を剥がす。適当な位置で糸をカッターで切り、針などを使ってほじくると抜き取れる。あまりに男性器。 革の下からは加水分解したベッッッタベタの両面テープが出現するので根気よく拭き取り、新しい両面テープを貼っておく。両面テープはできれば若干厚みのあるものがよい。 縫う際は上部?から、手前から奥に向かって縫い始めると吉。 縫い始めは玉結び。針の入れ方は、写真の側の場合「左から入れて右から出す」。逆サイドならその逆。2重

読んだ漫画記録 #005 『漂流教室(楳図かずお)』

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『漂流教室(楳図かずお/小学館文庫 全6巻)』 ただの坊っちゃん刈りの腕白小僧かと思いきや凄絶な死闘を見せる池垣くん。惚れる。 【概要】 ある日突然小学校が校舎ごと未来にタイムスリップしてしまった(!?)。次々襲いかかる疫病・怪物・食糧危機、そして生徒同士の内紛…果たして主人公たちは生き延びて元の世界に帰ることができるのか。狂気のホラー作品。 【おすすめポイント】 12歳以下の子どもたちに情け容赦なく襲いかかる壮絶な試練 子供たちの感じる純粋な恐怖・狂気の克明な描写 ハッピーともバッドともつかない終わり方と読後感 【感想】 楳図かずお先生の作品は初。SFっぽい導入だがそちらにはあまり期待してはいけない。 あとがきに「楳図先生は子供が暗闇や怪物に対して感じる恐怖を大人になっても持ち続けている」とあったがこれがまさしくで、良い意味で子供っぽく無邪気かつ不気味に描かれる恐怖が素晴らしい。同氏が天才と呼ばれる所以が分かる気がする。 特筆すべきは主人公を献身的に支え続けたヒロイン・咲っぺ。終盤いやはやと唸ってしまう思わぬ展開が…。 「14歳」も積んでいるので早く読んでみたい。オススメです。

読んだ漫画記録 #004 『ひょうたん駒子(手塚治虫)』

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      『ひょうたん駒子(手塚治虫/講談社 手塚治虫文庫全集 全1巻)』 べっぴんさんなのに 豪快に 荒縄で結った髪と時折見せる悲しげな表情が印象的な駒子 【概要】 南極の部族の出である駒子(こまこ)が日本で繰り広げるスラップスティック・ラブコメディ(?)を描く表題作ほか、青年誌掲載作品を中心に収録した短編集 【おすすめポイント】 雑誌掲載ということで意図的に散りばめられた掲載当時1960年代前後の流行・風俗 思わず唸るトンチや風刺、ウィットの効いたショートショート 辛口な短編ばかりでなくとにかく優しい家族愛テーマの「ごめんねママ」等も収録 【感想】 表題作のほか、ウダツの上がらない刑事が殺人事件解決に挑む「週間探偵登場」、動物をテーマにした見開き1ページのショートショート「よろめき動物記」、核家族の他愛無い日常と家族愛を描く"主婦の友"掲載作品「ごめんねママ」、その他SF・社会風刺をテーマにした短編を収録。 古めの作品のため絵も書き込みが少なく、突飛な設定も少なくないがいずれもうまくオチがついて纏まっている。 ショートショート漫画を大量摂取したい方向け。オススメです。

読んだ漫画記録 #003 『いつもポケットにショパン(くらもちふさこ)』

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    『いつもポケットにショパン(くらもちふさこ/集英社文庫全3巻)』 大きめお手々にボサボサ髪がまたよい 麻子ちゃん 【概要】 大物ピアニストを母に持つ思春期真っ只中の主人公・麻子が音楽学校を舞台に、親の確執やら幼馴染からの拒絶やらに巻き込まれつつも精神的に成長していく物語。 【おすすめポイント】 亡き母の思いに苦しめられなかなか素直になれない幼馴染 喜怒哀楽豊かな主人公とその心理描写 父・母・娘…全員不器用で微笑ましい主人公一家 【感想】 くらもちふさこ先生の漫画は初。才能ゆえ・幼さゆえに孤立する主人公だが、紆余曲折経て着実に成長していく様子が快い。感情移入の難しい性格をしている気がするがいつの間にか応援したくなっているのは心理描写の巧みさ故か。ピアノに限らず楽器が弾けたらなぁ・・・と思わせてくれる作品。オススメです。

読んだ漫画記録 #002 『ワン・ゼロ(佐藤史生)』

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  『ワン・ゼロ(佐藤史生/小学館文庫全3巻)』 清楚な結髪だったのが突如イケイケな短髪になるヒロイン。 「テレポート時に髪まで気がいかなかった」そう。そうでしたか… 【概要】 近未来の西新宿─ サイバーパンク(?)な世界観の中、とあるキッカケで"覚醒"してしまった主人公・都祈雄("魔"サイド)とその異母妹・摩由璃("神"サイド)の「魔 vs 神」の戦いを描くSF作品。 【おすすめポイント】 エキゾチックな「宗教」と、その神々の器としての「コンピューター」という異色すぎる組み合わせ 1人の少女もとい人間を辞めて神(ディーバ)として覚醒していくヒロイン・摩由璃と、それを見守ることしかできず罪の意識に苦しむフィアンセ・ヒカルの関係 "魔"として戦う間も「普通の高校生としての生活」を忘れない主人公サイドの可笑しさ 【感想】 佐藤史生先生の漫画は初。「女性作家のSF漫画」というと良くも悪くも感覚論的な内容になりがちな気がするが、この方の漫画は非常に硬派(そして難解)。前述のヒロインイメチェンの合理的説明もしかり、頻出するコンピューター用語もしっかり理解したうえで使用されている感じを受ける。これが少女漫画誌に連載されていたとは… オススメです。

読んだ漫画記録 #001 『バジル氏の優雅な生活(坂田靖子)』

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折角ブログを作ったので…備忘録と絵の練習がてら直近に読んだ漫画の記録を始めてみる。古めの漫画/マイナー寄りな漫画(主観)が主になりそう。 三日坊主にならなきゃいいけど… 記録に際してはひとまず下記項目をテンプレとする。 『 タイトル(著者/出版社・出版形式) 』 絵と一言 概要(ざっくり) おすすめポイント3点 感想(なるべく簡潔に) ということで初回は 『バジル氏の優雅な生活(坂田靖子/白泉社文庫全5巻)』 左から主人公のバジル・召使いのルイくん・執事のアダムス(のつもり)。優しい世界。 【概要】 19世紀英国社交界一のプレイボーイ、バジル・ウォーレン卿とその周辺人物を取り巻く人間関係を描く作品。 【おすすめポイント】 ユーモラスかつ個性溢れる登場人物・ウィットの効いたセリフ回し シンプルながらロンドンの湿り気や自然の広大さが感じられる絵 しっかり出てくるが、全くドロドロしていない身分差・年齢差の描写 【感想】 終始「バジル氏~~~~~」言いながら読んでいた。(オタク) 坂田靖子先生の漫画は初。ややクセのある(ように見える)絵と「主人公がプレイボーイである」ということから恐る恐る読み始めたが、絵も絵画のようで端整だしバジル氏も作中ではただの紳士でしかないのでいずれも全くの杞憂だった。 特筆すべきは女性キャラ。差別の根強かったであろう時代背景を考えるとかなりブッ飛んだ気丈な女性がいっぱい出てきて楽しくなる。オススメです。

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